bioチョコレート
私がヨーロッパで買ってくるものの一つ、bioチョコ。
オーガニックチョコレート!
以前帰国時にパッキングしてたら、知らぬ間に30枚を超えるチョコを買い込んでいてちょっと引きました。。。笑
日本でも一応買えるようになってきましたが、高いんだものぉぉ笑
ヨーロッパで約2ユーロ(250円くらい)で買えるものが、600〜800円くらいになっちゃう。
有名メゾンのチョコとかじゃないですよ。
ビオスーパーで買える板チョコ。それもできたらフェアトレードのもの。
でもそんなに見つけるの大変じゃない。
bioスーパーに置いてあるのはオーガニックであるのはもちろんですが、
ほぼフェアトレードマークが付いています。
ちょっと店舗展開しているようなbioスーパーだったら、その店独自のプライベートブランドの安いものもありますがそちらはフェアトレードされてないこともある。
私が見かけた中では、ドイツのbasicのプライベートブランドはオーガニック&フェアトレードでした。
カカオはコーヒーなどとともに、植民地時代に換金作物として半ば強制的に作られていたもの。
今それらが私たちの生活から消えることなんて想像できないですよね。。
チョコとコーヒーがない人生なんて大事な大事な一部を失う気さえします!
私たちの生活は過去のいたたまれない歴史の上に成り立っています。
生産者の方に敬意を表して、フェアトレードや地元の方に配慮したチョコレートを美味しく頂きたいものです。
Look up!
私はサンライズ、サンセットともに大好きです。
特にバリ島で迎える朝は大好きで、そのために早起きして楽しんで
もう一度寝るという秘技、いわゆる二度寝をします!
Sunrise @Ubud BALI
移りゆく空の景色は美しい。
やっぱり東京にいるとどこか息苦しく感じる。
かといって私は性格的に田舎には住めないなと思っているんです。
@Athens Greece
スッゴイ余計なお世話なんだけど
東京で私がキレイだな〜と思って空を眺めている時
ふと周りの人を見ると大体うつむいてるか、スマホいじってる。
本当は空見て綺麗だなーって思ってる人もいるかもしれませんが。
いつももったいなって思ってしまう。
もっと空を見て欲しいって。
会社でもサンセットタイムとか作って皆で空見上げればいいのに!
Sunset @Jimbaran BALI
一瞬目を逸らすともうさっきまでの空の色が変わっていて
刻一刻と変わっていく空が本当にドラマチック。
もちろん曇りで見れない時もあるけれど、暗くなる一歩手前のブルーモーメントは楽しめるよ。
もしかしたら、東京のような高層ビルがある都会の方がブルーモーメントは美しいかもしれない。
私はできるだけ多く夕陽が見たい。
こんなにキレイなものそんなにないよ。
わざわざ見に行かなくてもすぐ見上げればそこにあるんだし。
Sunset @Ubud BALI
朝焼けももっと見たいけど、ちょっと時間的に厳しい…笑
8月某日のフェニックス 東京
オーガニックフルーツ
日本ではオーガニックの日本産のフルーツが驚くほど少ない!
最近あきらめて減農薬のフルーツは食べるようにしましたが。
だって売ってないんだもん。
驚くなかれ、この夏有機認証のスイカをとうとう見かけませんでした。
これは栽培期間中3回農薬を使ったスイカ。
桃とメロンはありました。とっ〜ても高いけど!笑
桃2個で1800円!メロン1玉1980円!
柑橘類は結構見かける。有機や無農薬のもの。
食料自給率が先進国で1番低い日本は、そもそも果物の値段が高いし
しかも輸入した果物の方が安いのではないかと思う。
ヨーロッパのBIOスーパーやマルシェでふんだんに並ぶbioフルーツを見ていると
なんで?なんで?なんで??日本はないの?と思う。
日本ではないけれどニュージーランドやアメリカからのキウィ、リンゴ
台湾産のパパイヤ、パイナップルが並ぶ台湾のオーガニックスーパーで
「台湾も果物少ないね。ヨーロッパたくさんあるのに」と詳しそうな店員さんに聞いたら
「台湾暑いし、虫多いから」と最もそうな言い訳してた笑
答えは簡単で「作ろうとしないから」だよね。
国がオーガニック農業をサポートするヨーロッパと、やろうとすると周りからあーだこーだと批判を浴びる村八分のニッポン。
台湾はわからないけど。
やろうとしたらきっと出来る。
やろうとするから、手段が生まれてその結果できるようになるんだからね。
あーだこーだ言われながらニッポンで有機、無農薬で頑張って作ってる農家さんを応援するよ。
だから私買いますよ。
高いけど、買って美味しく頂きますよ!
夏のレシピ覚え書き
9月に入って一気に夏が過ぎ去っていく予感。。。
ちょっと前に即興で作ったらあまりにも美味しく出来上がったレシピ。
今のうちに残しておこう!
とはいえ、超カンタンです。
100%オーガニックで基本和えるだけ笑
麺はコチラ!
タイのハーモニーライフさんのモロヘイヤライスパスタ。
3〜4分茹でればすぐに食べられて超〜美味しい優れものです。
バンコクのショップで鬼買いしたもの笑
最近日本でも買えますね。 高いけど。
そしてアテネで買ってきたオリーブペーストとドライトマトのペースト!
モロヘイヤライスパスタ150gくらいを4分茹で、ぬめり感を流水でさらっと取る。
夏場でも冷たい物を食べない私はこの「さらっと流す」感覚で麺に適度に温度が残り、ちょうどいい。
水気を切ったライスパスタに適量ですが
私はティースプーン山盛りでオリーブペースト、ドライトマトペースト、カットしたフレッシュトマト、お塩をちょっと入れまぜまぜ。
皿に盛り付け、たまたまあったパクチーを乗せて出来上がり。
最近日本でもパクチーが手に入るようになって嬉しい!
実はパクチー(コリアンダー)を使う地域ってかなり多いですよね?
使わないのって日本くらいなんじゃ、、と最近思ってる。
東南アジアはもちろん、アメリカ、南米、ヨーロッパ、中華圏は食べてる。
アフリカはどうなんだろ?
バリ島とサステナビリティ⑤ 〜プロダクト
バリ文化がそのまま手付かずで残っていた場合との比較はもはや誰にもできませんが
西洋目線で洗練されていったバリ文化はそれはそれで上手くいったのではないかと個人的に思います。
関わったアーティスト達が優秀だったのだと思う。
ヴォルター・シュピースの絵をウブドで見ましたが、闇夜に浮かぶ棚田が息するのを忘れるくらい美しかった。
さて、時は流れて現代。
今は西洋人目線でサステナブルなプロダクトが作られています。
ナチュラルコスメSensatiaのオーナー、バリ島東部カランガサムにあるチャーリーさんのチョコレート工場。
何やら映画とかぶりますが。。。
40℃以上の熱を加えないローチョコ。
チョコ以外にも以前ブログに書いた絶品ココナッツシロップも。
またこの工場ではIsland Mystikの石鹸も作っています。
パッケージデザインもかなり洗練されているBIG TREE FARM。
ここはオーガニック認証付きで、欧米に受け入れやすい製品作り。
カシューナッツにココナッツネクターとカカオニブをまぶしてあるんだけど、マジで美味しくて手が止まりません、、危険!!
怖くて封が開けられません!笑
ローチョコ
ロンドンのPLANET ORGANICに並ぶ「COCO HYDRO」
イギリス人女性が作ったUTAMA SPICE(ウタマスパイス)。
バリ島ナチュラルコスメの草分け的存在です。
ボディーバターは各種香りがとても良くうっとり、、100%天然由来です。
お気に入りを探すのが楽しい〜!!
ここのココナッツオイルは濃厚!
ほんの一部ですが、今家にあるもの、写真に残っているものあげてみました。
もっとあるんですよ。あげきれません!
最近日本人の渡航者数が減っているバリ島。
唯一だったガルーダインドネシアに対抗すべく先日エアアジアが成田から直行便を出しました!
以前よりお金も時間もより気軽に行けるようになりましたね。
頑張れば週末バリできそう!笑
興味あったら行ってみて欲しいよ。 いいとこなんだから!
バリ島とサステナビリティ④ 〜歴史的背景
バリ島の宗教と生活文化がミックスされた個性的な世界観が今こうして残っているのは
インドネシアが19世紀末にオランダの植民地になっていたという歴史がとても大きく関わっています。
ヨーロッパの”列強”と言われた国々が世界を支配しようと植民地支配をしていく中での出来事の一つなんです。
ちょうどその頃バリ島は大地震、インフルエンザの大流行等で大変混乱していて
その原因を神の怒りと考えたバリ島民は、怒りを鎮めるため宗教的な儀式や踊りなどたくさん行いました。
それを伝統的な文化と捉えたオランダは異文化が徐々に入りつつある文化の保護を復興とともに買って出たわけです。
そりゃ、目の前であんな踊りや音楽を見てしまったら、異文化の私たち特に西洋人はエキゾチックすぎて鼻血ブーでしょうね。
その後、植民地博覧会でオランダの目玉として紹介されたバリ島は世界中の旅行者の憧れとなっていきます。
また西洋文化に強い興味があったウブド王家ラコー・スカワティーが招いた
ドイツ人の画家/音楽家のヴォルター・シュピース
カナダの音楽研究家コリン・マクフィーなどにより
バリ舞踊やガムランなどの音楽、絵画が西洋人目線で「バリ島らしく」洗練されていきました。
これは「バリ・ルネッサンス」と呼ばれています。
それにメキシコ人でニューヨークで大成功したイラストレーター/画家のミゲル・コバルビアスは
エキゾチックさ、オリエンタリズムに掻き立てられ、バリ島旅行後に執筆した本「バリ島」が大ヒット。
バリ島はますますフィーバーしていきます。
バリ島民もこのフィーバーに乗って、この西洋目線で「旅行者にウケる」土産物を沢山作り今見られている文化として定着していったという具合でしょう。
ですから、今私たちがバリ島で「うわぁ〜、バリっぽい!」
と感激するもののほとんどは、もともとあったモノではありますが、この時期に再構築された文化というワケ。
またバリ島含めインドネシアをオランダ軍が去った後
1942年から日本が統治し独立を促した歴史があります。
その後再び 攻め入ったオランダ軍と残留日本兵も共に戦ったんだそうです。
他の国を占領するなんて理由がどうであれ褒められたものではありませんが
日本人は運良く比較的友好に受け入れて頂いてるようです。
次回はこの回ラスト。
バリ島とサステナビリティ③ 〜魅惑的な文化
バリ島はバリ・ヒンドゥーと呼ばれる独特の宗教観を持っています。
もともと精霊信仰があった土地にインド渡来でお隣のジャワ島からヒンドゥーが伝わったため、宗教観がミックスされヒンドゥーとはいえ、独自の宗教に発展しました。
(実はこの時に私の好きなBATIKがインドから入ってきました。いぇ〜い)
しかも、その宗教観は日常生活にかなり密接に関わっています。
私たちと同じカレンダーの他にヒンドゥーのサカ暦とバリ島独自のウク暦があり実際に活用されています。
夜がまだ明けきらない早朝に聖水とお花で自宅の祭壇に祈りを捧げ、
村々で行うオダランという祭りは、数日バリ島にいるだけできっと見ることが出来る。
カラフルな民族衣装で男女ともに耳には花を飾り
お家の入り口には必ずチャナンという椰子の葉で作られた四角いお皿にお香と花々を添え、悪霊が家に入って来ないようにするお守りがある。
こんなに花を多用する文化を私は他に知りません。
他にもガムランという銅や竹で作られた打楽器。
その独特なリズムに合わせて踊るバリ舞踊。
ガムランは数人で違う音を出して合奏するのだけど、目をつむって聞いていると音と音がぶつかり合って全く違う世界が現れトランス状態になっちゃう。。
しかも、どちらもバリ人だったらきっと誰でもできる。
村を散歩していてガムランの音のする方に行けば村の集会場で子供達が練習してたり。
ある時、宿で頼んだ車の運転手が可愛い女の子で「バリ舞踊の先生してるの」と言って運転しながら顔だけお踊りの仕草をしてくれた。
クリッとした大きな目をさらに見開いて目玉をギロッギロッと動かすんだけど、うわ〜スゴイ〜!と言いつつ、あまりのド迫力に軽くトラウマになりそうな気さえした。
ジャワや他東南アジアにも似たようなものはあるけれど、こんなに強烈な個性の文化あるでしょうか。
ついでにその時なぜか後ろにはその子の6,7歳くらいの弟ちゃんも乗っていて、照れながら飴くれた。
私もお返しにオーガニックのチョコあげて3人で飴舐めながら楽しい道中だった。
次回は歴史の事。