褒める文化

旅先でよく褒められます笑 

特にヨーロッパ方面。

 

ロンシャンのル・プリアージュの大きさと若干使いにくいところが好きで

ジェレミースコット、メアリーカトランズとのコラボバッグを普段から愛用しているのだけれど

こいつがよく褒められる。だって可愛いですもの!

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ある時はパリの高級デパートで「Magnifique!!(素晴らしい!)」とマダムに賞賛され

ある時はロンドンのWhole Foodsのレジのお兄さんにso coooool!!!と褒めて頂いた。

他にもパリのスーパーで、ミャンマーで買ったフューシャピンクのストールをレジの後ろに並んでいた女の子に、素敵!と言われたり。

 

ここまでは私のただの自慢なんだけれど笑

こういう見知らぬ人でも素敵と思ったら言葉に出すのって日本でももっとあっていいよね。

お互いに本当に気分いいですよ。

 

だから私は日本でも積極的に褒めてるつもり。

だって素敵なものは素敵って言ってあげるともっと素敵になるんだよ。

 

あと、すっごく心に残っているのが

デュッセルドルフ空港ANAビジネスクラスカウンターでチェックインしていた時のこと。

100均のズタ袋を預け荷物にしようとして預けられないと言われ交渉していたら

隣のカウンターの女性スタッフの方が、まじまじと私を見てI like your styleとふんふん頷きながら言ってサポートして下さった。

 

服装についてだったのか

それともビジネスクラスなのにそんなズタ袋を預けちゃうなんてfunnyね、と思われたのか不明だけれど笑

 

日本の空港カウンターでそんなこと一回もない。

いい意味で事務的なのだけど、素敵だったらそこは正直に褒めていただきたいですよね。

世界平和のために笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

食の多様性

最近トーキョーは訪日外国人が本当に多くなりましたが

みんな食べ物どうしてるんだろ?と思ってます。

 

よく見かけるムスリムはHalal(ハラル)認証しか食べられないだろうし

ベジタリアン、特にビーガン(vegan)の人は食べられるものがないよね笑

私は以前ビーガンだったので気持ちがよく分かる!
メニューとにらめっこして、どれが食べられるか探すのは本っ当に大変なんです。

 

ビーガンというのは動物性食品を一切口にしない人。

バターやクリーム、チーズ等乳製品や人によってはハチミツも。

 

何でも食べる文化の日本では超マイナーですからねぇ。

 

ヨーロッパ圏の都市ではビーガンを謳っていなくとも

メニューにベジタリアン、ビーガン向けとわかりやすく印してあったり

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東〜東南アジア圏では仏教徒が食べる精進料理(ビーガン)を提供するレストランはある。

あとはインド料理だったら基本ベジなのでよく駆け込んでたな。。

 

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日本ってないんだよね、、そういうの。

あっても諸外国から比べたらびっくりするほど少ないの。

 

私もビーガンだった時によく言われたけど

肉を食べない人達に他人が是非を問うこと自体、全く意味がないのでここではすっ飛ばしますが

選べる選択肢をもっと作って欲しい。 視野を広げて欲しいのです。

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例えば白人種の方に多いセリアック病。

小麦のグルテンに反応してしまう病気なのでグルテンフリーの表示をしてあげないと!

 

ビーガンもグルテンフリーの人もお肉を食べる人も一緒に楽しく

何も悩まないで食事を楽しめるお店はないものでしょうか?

そして、それってそんなに難しいことなんでしょうか。

 

 

 

 

トイレ問題⑤ 〜Diversityダイバーシティ

Diversityダイバーシティ という言葉をご存知でしょうか?

多様性のことです。

性別、年齢、国籍、性格や価値観など一人一人の違い、その多様性を受け入れよう。とかそんな意味。

人間以外の自然界、生き物も種の保存のため一つのリスクで絶滅しないように多様性を維持します。

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だからみんな違って当然。

 

いつも隣にいる人でさえ100%理解することなんて無理なように

一人一人違うのだから、みんなが伸び伸びと生きられるように

その多様さに対応できる世の中にしていかなくてはと思う。

 

でも万人を好きになったり理解することなんてできないから、受け入れる。

あぁこう言う人や考えもあるんだなと、色んな人の価値観や世界観を知っておく。

 

ただ、それがゴールではない。

ダイバーシティが進んだらそこにまた何かの問題が発生する。

大切なのはその問題に対応していく柔軟性。 

 

 

 

私のようなセクシャルマイノリティーも

今まで地道に社会に訴えてきてくれた方々のおかげで

LGBTという言葉をよく耳にするようになったりと

生きやすい社会になりつつあります。

 

私自身もすれ違いざまに上から下までぞんざいな視線を感じる事もたまにありながら、よくなってきているなと実感しています。

多分、ビックリしているんでしょうね笑

 

この間バルセロナの小さな広場で、どう見てもおっさんなんだけど格好はマダムな方が

周りの風景に自然に溶け込んでいるのを見て感動してしまった。

周りの人は微塵も気にしてないように見える。

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日本だったら二丁目界隈以外では注目の的!

 

 

自分との違いを受け入れるってこう言う事だよな。

成熟した社会ってこういうことだよな、と改めて思った。

 

私のトイレ問題はこの多様性のホンの一部のことですが

私はこんなことを考えながら生きています。

 

 

 

 

おわり。

 

 

 

 

 

トイレ問題④

自分に不都合なことがあっても「しょうがないよね」で終わらせていたのですが

やっぱり人間は基本的に選択する自由があるものだと思うのです。

社会のルールに自分を合わせるのではなくて

社会のルールが多くの人の価値観に合わせて変わっていくべきと思うんです。

 

特に今の日本人は、まだまだ「社会のルールに合わないと排除」な文化ですからね。

 

 

言葉はとても悪いですが人を裏切ったって

途中で投げ出しても、逃げ出したって別にいいと思います。

その顛末に責任を持つのは自分ですし、それがその時の最善かもしれません。

自分を守る選択を出来るのは自分自身だけです。

自分が気持ち良く生きられないのなら、人の期待に無理に応えなくてもいいんです。

 

 

「そうしなきゃいけないこと」って本当はないんだと思う。

 

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ど〜んな小さなことにもどうするかを選ぶ権利が自分にあって

人生のレールは親や他人に敷かれるものではない。

自分でどんな風に生きようか、何をしようか探って行くものではないでしょうか。

 

 

だから世間の目が気になって、、、なんてちゃんちゃらどうだっていい話。

 

 

戦争や紛争という名の殺人が今もどこかで行われていますが

人の未来の選択を劇的に奪うこの行為は本当に本当にやってはいけないこと。

それも自分の利益のために。。 ありえません。

 

同じ国で生まれ、同じ肌の色をしていたとしても一人一人は違います。

一人一人にそれぞれの場面で選んでいい未来があるのではないでしょうか。

 

 

トイレ問題に話を戻せば、女か男でしか選べない世界は私には狭すぎて不便。

私は男でも女でもない自分を生きていきたいのに、その選択を余儀なく選べないことが本当に多いなぁ。とつくづく思うのです。

 

 

 

 

 

たぶん次回はラスト。。。 

 

 

 

 

 

 

トイレ問題③

ですが私にとって不都合な世の中は

男性・女性という性別に当てはまる方には必要なものなので一概に取っ払えません。

 

世の中は大抵どこでも性別で分けられています。

トイレ、銭湯や温泉、服を買いに行っても分けられてる。

当たり前のことですよね。

 

レディースデーとか男性用ロッカーとか大っ嫌い笑 

健康診断で強制的に男性用ロッカーを案内されるけど

私はいつも「なんであんた達の目の前で裸になんなきゃいけないのよ」

と思ってる、、、笑

 

先日もカタールの空港でトランジットが長かったのでシャワーを使ったのですが。。

案の定男性用に案内されました。

パスポートにはしっかりMaleの「M」と記載されてますから。

 

個室に入る前に脱がなきゃいけない仕様になっていたのでキツかった笑

胸でタオル巻くのもやっぱり変だし、ロングの髪の毛をドライヤーで艶やかに?乾かしていたらそりゃ浮きますわな。

唯一良かったことと言ったら、かなりイケる白人の男の子のハダカ見れたことくらい。

それはそれで目の保養にはなったけれども。。

 

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もっと言うと、履歴書やどこかお店の会員になろうとして紙に自分の名前書くでしょ?

ほぼ必ず性別欄があって「男」と「女」しかないの。

だから一応「男」にマルすることにしてます。

 

 

う〜ん。やっぱり違和感! 違和感しかないのですよ。 

 

 

 

 また次回につづく。。。

 

トイレ問題② 

私個人はLGBTのどこになるのかというと、最後の「T」。

トランスジェンダーだと思います。

でもちょっと違う。

私の心のあり方は男でも女でもなく、その中間でもない。

たまに男と女の気持ち両方わかっていいねと言われますが、わかりません笑

2つしかない性別で「私」を表現しようなんて無理な話なんです。

私は「男」「女」で分けられる世界にそもそもいません。

 

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私は体は男に生まれました。両性具有ではなくて男が好きです。

胸は出てないし(いや、むしろ痩せすぎでえぐれてる。。)、大事なおタマ様も所定の位置にきちんとおさまっております。

 

 

じゃあ、見た目が女なら女子トイレに入ればいいじゃない?!

でも、もしバレたらきっと最悪の場合逮捕ですよ。

そこまでいかなくとも、居合わせた女性はきっといい気分にはならないでしょう。

 

だから、このトイレ問題ではビックリされながら男子トレイに入るしかないんです。

犯罪にはならないから。

 

わかります? 私、どっちのトイレに入っても問題があるんです。

 

と言っても障害者用トイレに入りたくないんですよね。ワガママ?

だってこのトイレしか使えない体の不自由な方が催している時に超〜困ってしまいます。

大抵一個しか設置されてないですから。

 

 

 

 

次回につづく。。。

 

 

トイレ問題①

最近私の髪の毛は肩を超えるロングです。

実はロン毛になってからさらに「これってどうしたものか」という問題が毎日のように発生しています笑

 

それはトイレの問題。

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男子トイレに入って掃除のおばさんがいれば「ここ男子トイレですよ」と言われ

7割方の男性は私と見ると、女子トイレ?と思って一旦入り口に戻って引き返して来ます。

アジア圏を抜けるとほぼ100%こうなります笑

 

 

 私、そんなに人に迷惑かけたくないんです。

もっとひっそり生きていたい!

 

 

もちろん、ロン毛でも男にしか見えない人が大半ですが

そもそも私は髪の毛が短くても男と思われていない事が多いし

ロン毛だったらなおさら。 パッと見、オンナです。

今までもこんな事はあったのですが、頻度が高くなって「しょうがないか」ではちょっと無視しきれなくなって来ました。

 

 

なぜオーガニックを書くこのブログにこんな事を書くかというとこんな記事を見つけたから。

 

http://www.asahi.com/sp/articles/ASK2J7JYSK2JUTIL067.html?campaign_id=A100

 

今は様々なところで「誰でも使えるトイレ」をよく見るようになりました。

そもそも体に障害を持つ方々のために作られたトイレですが

東京オリンピックに向けLGBT、特にトランスジェンダーの方も使えるように配慮されたトイレです。

 

LGBTという言葉、最近急によく耳にするようになりました。

 

 

このトイレ問題は私だけではなくて

これから世界中の人たちが一人一人、誰の真似でもない、自分らしい自分の人生を生きて行く上でとっても大事なことだと思うんです。

 

私は今まで人が見つめてきたこの世界と、これから生きて行く世界は全く違うものになっていくなと思っています。

 

 

次回に続く。。。