イランに行ったらツラかった話 ①
イラン最高だった〜!超楽しかった〜!
...と本当は話したかった。
でも、今回の私の旅はとてもツライ旅になってしまった 笑
いや、一応イランを誤解しないよう先に言っておく。
最高に美しかった。マジで。
ぜひみんなに見て欲しい!
ツライ旅になったのは私の属性の問題です。
大概の方は楽しい旅がきっとできるはず。
何がツラかったって、、ただ観光しているだけで
善良な?イラン国民より警察に2度通報され、警察のお世話になりました。
いや〜日本でもお世話になったことないのにね。
そして2度目は大騒動になってしまいマジで逮捕されるかも、と一瞬頭をよぎった。
そんな話です。
イランはイスラム教の国なので、女性は例え旅行者であっても髪の毛を覆う、ヒジャーブが必須。
女性は、ね。
私は一応戸籍上やパスポートなど、身分証明書は性別欄が”男性”と表記されてますが
見た目はかなりフェミニン。
しかも今はたわわで艶やかなロン毛。
ヒゲも生えません。
かなり痩せていて、骨格、声もあまり男性らしさがないため
かなり高い確率で女性に見られます。
日本から出るとなおのこと。
セクシュアリティを明かすと、自分では男でも女でもないと思ってる。
と言うか性別は放棄したい。
男が好き。
ちなみにイランでは同性愛行為は死刑の可能性もあります。
そんな私なのでイランに行こうと思い立った時には
今回のトラブルは実は容易に想定できていました。
「あいつ、女性なのにヒジャーブつけてない!」というトラブル。
無用なトラブルは避けたいので、現地で反応を見ながら
ヒジャーブは着けようかとイランに入国するまでは思っていたけれど
海外経験豊富な友人のアドバイスや、
唯一頼りにできる身分証明書のパスポート性別欄にはMale(男性)の「M」が書かれているわけなので
最悪のケースを想定してヒジャーブは付けず
生まれたままのピュアな姿で旅することにしました。
その判断で至るところで1日1回はトラブルに巻き込まれることになったけど
死なずに帰ってきたということで、旅を終えた今としてはとりあえず良しとする 笑
次回に続きます...