イランに行ったらツラかった話 ②
実際に警察にお世話になったことを綴ります。
1度目は首都テヘランの地下鉄駅で。
地下鉄に乗るため階段を下りていたら、向かいから登ってきたピンクの髪した女の子と金髪でメイクしたゲイの男の子にすれ違いざまに声をかけられた。
彼らはイランでは相当な異端児。
私を見てパッと「仲間」と判断したらしい。
イランでは私たちのような見た目では全く受け入れられないの。イラン人どうかしてるわ。
日本ではどう？あなたの国が超〜羨ましい。
とかしばらく話をしてた。
階段に立ち止まっていたので人の邪魔になっていたのはわかってたけど
彼らの話は止まらなかった笑
親しげに話していたのに、急にbyeと言って立ち去ったので
あれあれイラン人で結構ドライ〜と思って振り返ったら
階段の下に通報人と思われる方と警察官が、、、
こっちを指差して話ししてる。
ヤバっと思い立ち去ろうとしたけど、こっちに来いと手招きされた 笑
目立つ3人が通行人の邪魔してたらそりゃそうか。
地下鉄駅の交番のようなところに連れて行かれ
英語が話せない警察官はしきりに頭をスカーフで覆うようジェスチャーで知らせてくる。
「あのー、私女性じゃないんです」と英語で切り返す私。
案の定通じないので、ジェスチャーを何度も繰り返す警官。
こんなことを想定してホテルの方にペルシャ語で書いてもらったカンペをパスポートとともに見せた。
「私は女性ではありません。パスポートの性別「M」は男性と言う意味です」
意味がわからない様子。
どうやら完璧女性と思われているらしく、疑いの余地もないらしい。
らちがあかないので、英語話せる方を呼んでくださいと伝えるが伝わらず。
iPhoneの翻訳アプリでやっと伝わる。
程なく一般人なのか警察関係者かわからないが私服の男性がやってきて
ヒジャーブ被らないとダメと警官言ってるよと伝えてくれる。
「それはわかってるけど私、女性じゃないんです」
と話すもやっぱり理解してもらえない。
この方にもカンペとパスポートを見せたら
「あなた女なの男なの？」と言われる。
「いや、だから女じゃないって！」と伝えてようやく
「あぁ、この人男なんだ」と納得してもらう。
男ならヒジャーブ必要ないね。とやっと解放。
イランに行ったらツラかった話 ①
イラン最高だった〜！超楽しかった〜！
...と本当は話したかった。
でも、今回の私の旅はとてもツライ旅になってしまった 笑
いや、一応イランを誤解しないよう先に言っておく。
最高に美しかった。マジで。
ぜひみんなに見て欲しい！
ツライ旅になったのは私の属性の問題です。
大概の方は楽しい旅がきっとできるはず。
何がツラかったって、、ただ観光しているだけで
善良な？イラン国民より警察に2度通報され、警察のお世話になりました。
いや〜日本でもお世話になったことないのにね。
そして2度目は大騒動になってしまいマジで逮捕されるかも、と一瞬頭をよぎった。
そんな話です。
イランはイスラム教の国なので、女性は例え旅行者であっても髪の毛を覆う、ヒジャーブが必須。
女性は、ね。
私は一応戸籍上やパスポートなど、身分証明書は性別欄が”男性”と表記されてますが
見た目はかなりフェミニン。
しかも今はたわわで艶やかなロン毛。
ヒゲも生えません。
かなり痩せていて、骨格、声もあまり男性らしさがないため
かなり高い確率で女性に見られます。
日本から出るとなおのこと。
セクシュアリティを明かすと、自分では男でも女でもないと思ってる。
と言うか性別は放棄したい。
男が好き。
ちなみにイランでは同性愛行為は死刑の可能性もあります。
そんな私なのでイランに行こうと思い立った時には
今回のトラブルは実は容易に想定できていました。
「あいつ、女性なのにヒジャーブつけてない！」というトラブル。
無用なトラブルは避けたいので、現地で反応を見ながら
ヒジャーブは着けようかとイランに入国するまでは思っていたけれど
海外経験豊富な友人のアドバイスや、
唯一頼りにできる身分証明書のパスポート性別欄にはMale(男性)の「M」が書かれているわけなので
最悪のケースを想定してヒジャーブは付けず
生まれたままのピュアな姿で旅することにしました。
その判断で至るところで1日1回はトラブルに巻き込まれることになったけど
死なずに帰ってきたということで、旅を終えた今としてはとりあえず良しとする 笑
次回に続きます...
クアラルンプールで亀ゼリー！
香港で必食の亀ゼリーがクアラルンプールにもあると知りまして楽しみにしていました。
お店の名前は「恭和堂」
たまたま支店のあるチャイナタウンに泊まっていたので気軽に寄れる！
味は香港のと特に変わらず。
頼んだのは小サイズで約300円。
大きいのもあります。
別の日にちょっと風邪気味だったので、せき止めたいんだけどと言って勧められたドリンク。
500円くらいでした。
苦いわよ〜と脅されたけど、私はこういう漢方の味に慣れているせいか問題なし。
ふと気になって店員さんに
クアラルンプールに支店どのくらいあるの？と聞いたら16店舗(!！)と言っていました。
主要なショッピングモールにはあるよと言われ、注意深く見てみたら、この恭和堂さんや他の亀ゼリーのチェーン店もありました。
もしかすると、本場香港に次いで亀ゼリーを出す店舗数は多いのでは…？！
後日チャイナタウンを歩いていたら、また違う恭和堂を発見！
スゴイ〜！！
実はクアラルンプールの前にペナンでも亀ゼリーをいただいた私。
ちょっと遠かったので、2個持ち帰ったのですが
冷蔵庫がなかったせいか数日後食べようと思って蓋開けたら、なんとカビてた！
あんなに苦いのに！
教訓：亀ゼリーはカビる。
クアラルンプールのオーガニック② 〜OPIKA
前回から引き続き1 Utama shopping centre には
OPIKA ORGANIC MARKET が入っています。
ペナンでもこの「OPIKA」ロゴのスパイス類をオーガニックショップで見かけました。
まさかこんな立派な店舗があるなんて思っていなかった。なんとレストラン併設！
とりあえず、なんでも揃います。
ブルーが印象的なオシャレな店内。
なかなかナイスなパッケージのマレーシア産麺類も豊富でした。
コスメ類や洗剤などもあり。
1 Utama shopping centreはイオンもあるので、心強い！
そしてレストラン。
メニューにはどれだけオーガニックが使われているか、%で表示されていて安心感がありますね。
そして私は例によって濃い〜味に疲れ果てておりますので笑
やっぱりサラダを選びました。
フリーレンジ（放し飼い）チキンのサラダ。
大 大 大満足！
一品しか頂いてないですが、レベル高い！
他に悩んだのがパン付きのパンプキンスープ。
カボチャ好きにはたまらないのですが
イオンでオーガニックチキンを散々物色した後で、この日はチキンが食べたかった。
打ち合わせなのか、お昼時なのかお仕事休憩中と思われる男性がチラホラ。
これもたまたま？女性が少なかったのが意外。
購入したスパイス
全部スリランカ産。
スリランカ産のシナモンスティックてありそうであまり見かけないんですよね。
クアラルンプールのオーガニック①
クアラルンプールでは日本のスーパー、イオンさんが大活躍しています。
日本でもベルギーのBio c’Bonへ出資し店舗展開したり
イオン自体でも独自のオーガニック製品を展開したりと他のスーパーとは一線を画す勢い。
噂を聞きつけて1 Utama shopping centre（ワンウタマと読みます）へ。
この入口を入ってすぐ左側に、ペナンでも行ったZENXIN ORGANICさんの小さいお店がありました。
お野菜、果物、お茶、漢方系の食材、麺、ハーブなどの品揃え。
オーガニックはここだけかと思ったら
驚いたことにイオンの店舗内にも別に大きなオーガニックコーナーがありました。
このコーナーほぼ一周分、野菜と果物のオーガニックです。
凄くないですか？！
トマト1番手前はRM4.75、130円くらい
ブロッコリーRM5.24、150円くらい
激安です！
1リンギット(RM)は大体27円です。
そして、オーガニックチキン！
こんなにたくさん並ぶ売り場あんまり見たことない。
左の写真のムネ肉は約500gで340円程。
やっぱり安い！
ベビーフード、パスタ・麺類など乾物類。
左写真の棚、半分くらいまでがオーガニックになっています。
日本の小さな自然食品店行くより、かなり充実していると思います。
あーチキン！料理して頂きたかったぁ〜
クアラルンプール！
ペナンからクアラルンプールへバスでやって参りました。
クアラルンプールへ到着した時にスコール上がりでバスターミナルから眺めたクアラルンプールはやけにクリアで美しかったのが印象的。
1月は雨季のようですが雨もほぼ降らず。
綺麗な晴れ間が多く、昼間は毎日34度で暑かったけどしつこい暑さでなく思いのほか快適でした。
暑い昼間に汗だくで帰ってきてシャワー浴びるのって超〜気持ちいいしね。
チャイナタウンにステイしてましたが
宿の目の前にヒンドゥー教寺院。
毎朝この寺院から聞こえる鐘の音で目が覚めるという、なんとも旅行らしい目覚め。
その斜め前に仏教寺院。
そして近くには、とっても美しいモスク、マスジットジャメ（Masjid Jame）があり、とてもマレーシア風情が感じられる場所だった。
クアラルンプール着いて宿に向かう途中、駅から初めて見たこのモスクは、バスに酔ってかなりしんどかったのにあまりに美しくて数分佇んで眺めてしまった。
一般的に言われるように、クアラルンプールはコスパ抜群！
オーガニック製品の価格の安さ！
カフェも充実してるし、特にショッピング好きな方は大満足できると思う。
マレーシアは靴が有名。
価格の割にしっかり作られてる靴が多く
寒い冬用の靴は期待できませんが、常夏のマレーシアはサンダル天国！
JIMMY CHOOはマレーシア出身だしね。
それに私はやっぱり単一民族より、民族が混じってる所の方がなんかホッとするんだなぁ。
街や人を眺めて過ごした1週間でした。
次回オーガニックのこと書きます。
ペナンのオーガニック④ 〜Real Food Organic Restaurant
東南アジア料理は大大大好きですが、やたら香辛料が効いた
味の濃〜い料理だと胃は疲れます笑
東南アジア料理って野菜が少ないんだよねぇ…
使ってる油も基本パーム油だしねぇ…
今回の旅は3週間ほど日本を離れていました。
なのでこういう物を頂きたくなるんです。
大好きなカボチャ、サツマイモ、リンゴのサラダ！サラダ！サラダ！
ここはReal Foodというオーガニック、ベジタリアンレストラン。
シンガポール発でマレーシアにはペナンとクアラルンプールにあるようです。
シンガポールのオーチャードのお店に行ったことがありますが味は確か。
野菜の味を生かしたとっても優しい味。
しばらく遠ざかっていたので、思わず泣くかと思いました笑
それと忘れられないのがコレ！
温かい豆乳とカカオのドリンク。
本当〜〜〜っに美味しかった。
ホっっとし過ぎて数分、時が止まったと思われます。
カフェラテみたいな感じですが、トゲとか刺激のまるでない、100%優しさで出来たお味でした。
これだけ頂きにまた行きたい！！
Real FoodはStraits Quay(ストレイツキー)というおハイソなショッピングモールにあります。
こんな景色を眺めながら、ゆっくり過ごしました。
ペナンで唯一見た海笑
写真の2品で1000円弱くらいと記憶しています。
マレーシアの物価では高額ですが
スーパーではオーガニック野菜が日本の半額程度なので、妥当な金額かな。
