Singaporeシンガポール
日本はゴールデンウィーク真っ只中。
皆さんお出かけで東京は結構のんびりしています。
いつもこうならいいのに。。
私は人が多くて面倒なので大型連休に旅に出ることはほぼありません。
ですが海外に出ている人も多いのでちょっとそそられますね〜
ふと思い出したのがシンガポール。
実はすごく興味をそそられる場所です。
初めて行ったのは2014年の秋。
インドネシアを旅した後、不意に立ち寄ったのがきっかけでした。
東南アジア好きな私には衝撃で確かに感じる温度や湿度、匂いは東南アジアのそれなのに
物価は高いし、超清潔だし、超モダン!
しかもみんな流暢に英語を話す!(当たり前!笑)
中華系、マレー系、インド系、ユーラシアンなどもなんかいい感じに住んでるし
それぞれの言語表記もしっかりされていたり、シンガポーリアンでありながら自分たちのルーツも大事にしている感じが伝わってきて。
プラナカン文化も素敵。
チャンギ空港も最高!
しかもですよ。
しっかりしてそうなオーガニックがちゃんと買えるんです。ここ大事。
その後はまってしまって、東南アジアに行く時はわざわざシンガポール経由にして数時間でも入国し探索しました。
おかげで出入国のスタンプが10個以上あります笑
まだちょっと行き足りないですが。
あれは多分バリ島からシンガポールへ夜間のフライトだったと思う。
シンガポール到着前にマリーナベイサンズやその辺りのビルの夜景がやたらと美しくて見惚れてしまった。
まぁ興味がないところにが足が向かない私は
マリーナベイサンズを見たのは機内からだけなのだけどね笑
紙資源のサステナブル認証② 〜Ecolabel
前回に引き続きにはなりますが
何末年始に行ったパリのビオスーパーNATURALIA(ナチュラリア)でふと手に取ったこのキッチンタオル。
このEcolabelという認証が何かな〜と思ってとりあえず買ってみました。
EU圏内と北欧5か国(ノルウェー、スウェーデン、デンマーク、フィンランド、アイスランド)でもほぼ同等のノルディック・スワンラベル「Nordic Ecolabelling-the Swan」があるようです。
ただこの認証は紙資源だけに限らず繊維製品、洗剤、食品、コピー用紙、家電製品など計30種目とたくさんの認証を行っています。
ついでにその3週間後に行ったバルセロナのビオスーパーでも発見。
この手の認証制度は他にもあるでしょうが、企業にとっては環境に配慮していることを消費者、世間にアピールできるし
エシカルコンシューマーな消費者にとっても選びやすくていいなと思います。
ちなみに、エシカルコンシュマーというのは「倫理的消費者」のこと。
買い物をすることで自然を守るとか、環境保全や社会貢献をする人たちのこと。
私もその一人です。
買い物の時にビニールバッグをもらわず、エコバッグを使うとか。
フェアトレード製品を買う、とかね。
しかし、私キッチンタオルなんてよく買ってきますよねぇ。
他にも買うものはた〜くさんあるのに、よりによってこんなかさばるものを、、笑
紙資源のサステナブル認証 〜FSC認証
認証マーク好きな私ですが、こんなものも気にしています。
詳しくは↓を参照頂きたいですが
http://www.wwf.or.jp/activities/nature/cat1219/fsc/
森林が消えてしまわないよう、保全された環境で作られた木材を使っていますよという認証。
この認証が増えていく、認証済の製品を買うことによって
無計画な森林伐採を防ぐことができるということ。
身近な紙も木材が原料ですから、私がよく買うオーガニック製品にはパッケージにこのFSCマークは多いですし
EU圏内ではよく目にします。
フランスのモノプリ系スーパーのレシートはFSC認証でした。
日本でもこの1年ほどでよく見かけるようになりました。
厳密にはイギリスのメーカーですが電車で見かけたBODY SHOPの紙袋や
私がよく買うオーガニック豆乳のパッケージも最近切り替わったみたい。
それと、ちょっと驚いたのが三菱東京UFJ銀行のポスターやリーフレットにも!
画像何度も撮り直していたら警備員のおじさんにちょっと不審がられちゃった笑
そういえばドイツのオーガニックも売ってるドラッグストアdmで売っていた
カラフルで可愛いゴム手袋もFSC認証で
なんでゴム手袋?と思ったけどゴムも木から取れますもんね。
森林は身近ではないけど、木材は本当に身近な物だなと改めて思います。
褒める文化
旅先でよく褒められます笑
特にヨーロッパ方面。
ロンシャンのル・プリアージュの大きさと若干使いにくいところが好きで
ジェレミースコット、メアリーカトランズとのコラボバッグを普段から愛用しているのだけれど
こいつがよく褒められる。だって可愛いですもの!
ある時はパリの高級デパートで「Magnifique!!(素晴らしい!)」とマダムに賞賛され
ある時はロンドンのWhole Foodsのレジのお兄さんにso coooool!!!と褒めて頂いた。
他にもパリのスーパーで、ミャンマーで買ったフューシャピンクのストールをレジの後ろに並んでいた女の子に、素敵!と言われたり。
ここまでは私のただの自慢なんだけれど笑
こういう見知らぬ人でも素敵と思ったら言葉に出すのって日本でももっとあっていいよね。
お互いに本当に気分いいですよ。
だから私は日本でも積極的に褒めてるつもり。
だって素敵なものは素敵って言ってあげるともっと素敵になるんだよ。
あと、すっごく心に残っているのが
デュッセルドルフ空港ANAのビジネスクラスカウンターでチェックインしていた時のこと。
100均のズタ袋を預け荷物にしようとして預けられないと言われ交渉していたら
隣のカウンターの女性スタッフの方が、まじまじと私を見てI like your styleとふんふん頷きながら言ってサポートして下さった。
服装についてだったのか
それともビジネスクラスなのにそんなズタ袋を預けちゃうなんてfunnyね、と思われたのか不明だけれど笑
日本の空港カウンターでそんなこと一回もない。
いい意味で事務的なのだけど、素敵だったらそこは正直に褒めていただきたいですよね。
世界平和のために笑
食の多様性
最近トーキョーは訪日外国人が本当に多くなりましたが
みんな食べ物どうしてるんだろ?と思ってます。
よく見かけるムスリムはHalal(ハラル)認証しか食べられないだろうし
ベジタリアン、特にビーガン(vegan)の人は食べられるものがないよね笑
私は以前ビーガンだったので気持ちがよく分かる!
メニューとにらめっこして、どれが食べられるか探すのは本っ当に大変なんです。
ビーガンというのは動物性食品を一切口にしない人。
バターやクリーム、チーズ等乳製品や人によってはハチミツも。
何でも食べる文化の日本では超マイナーですからねぇ。
ヨーロッパ圏の都市ではビーガンを謳っていなくとも
メニューにベジタリアン、ビーガン向けとわかりやすく印してあったり
東〜東南アジア圏では仏教徒が食べる精進料理(ビーガン)を提供するレストランはある。
あとはインド料理だったら基本ベジなのでよく駆け込んでたな。。
日本ってないんだよね、、そういうの。
あっても諸外国から比べたらびっくりするほど少ないの。
私もビーガンだった時によく言われたけど
肉を食べない人達に他人が是非を問うこと自体、全く意味がないのでここではすっ飛ばしますが
選べる選択肢をもっと作って欲しい。 視野を広げて欲しいのです。
例えば白人種の方に多いセリアック病。
小麦のグルテンに反応してしまう病気なのでグルテンフリーの表示をしてあげないと!
ビーガンもグルテンフリーの人もお肉を食べる人も一緒に楽しく
何も悩まないで食事を楽しめるお店はないものでしょうか?
そして、それってそんなに難しいことなんでしょうか。
トイレ問題⑤ 〜Diversityダイバーシティ
Diversityダイバーシティ という言葉をご存知でしょうか?
多様性のことです。
性別、年齢、国籍、性格や価値観など一人一人の違い、その多様性を受け入れよう。とかそんな意味。
人間以外の自然界、生き物も種の保存のため一つのリスクで絶滅しないように多様性を維持します。
だからみんな違って当然。
いつも隣にいる人でさえ100%理解することなんて無理なように
一人一人違うのだから、みんなが伸び伸びと生きられるように
その多様さに対応できる世の中にしていかなくてはと思う。
でも万人を好きになったり理解することなんてできないから、受け入れる。
あぁこう言う人や考えもあるんだなと、色んな人の価値観や世界観を知っておく。
ただ、それがゴールではない。
ダイバーシティが進んだらそこにまた何かの問題が発生する。
大切なのはその問題に対応していく柔軟性。
私のようなセクシャルマイノリティーも
今まで地道に社会に訴えてきてくれた方々のおかげで
LGBTという言葉をよく耳にするようになったりと
生きやすい社会になりつつあります。
私自身もすれ違いざまに上から下までぞんざいな視線を感じる事もたまにありながら、よくなってきているなと実感しています。
多分、ビックリしているんでしょうね笑
この間バルセロナの小さな広場で、どう見てもおっさんなんだけど格好はマダムな方が
周りの風景に自然に溶け込んでいるのを見て感動してしまった。
周りの人は微塵も気にしてないように見える。
日本だったら二丁目界隈以外では注目の的!
自分との違いを受け入れるってこう言う事だよな。
成熟した社会ってこういうことだよな、と改めて思った。
私のトイレ問題はこの多様性のホンの一部のことですが
私はこんなことを考えながら生きています。
おわり。
トイレ問題④
自分に不都合なことがあっても「しょうがないよね」で終わらせていたのですが
やっぱり人間は基本的に選択する自由があるものだと思うのです。
社会のルールに自分を合わせるのではなくて
社会のルールが多くの人の価値観に合わせて変わっていくべきと思うんです。
特に今の日本人は、まだまだ「社会のルールに合わないと排除」な文化ですからね。
言葉はとても悪いですが人を裏切ったって
途中で投げ出しても、逃げ出したって別にいいと思います。
その顛末に責任を持つのは自分ですし、それがその時の最善かもしれません。
自分を守る選択を出来るのは自分自身だけです。
自分が気持ち良く生きられないのなら、人の期待に無理に応えなくてもいいんです。
「そうしなきゃいけないこと」って本当はないんだと思う。
ど〜んな小さなことにもどうするかを選ぶ権利が自分にあって
人生のレールは親や他人に敷かれるものではない。
自分でどんな風に生きようか、何をしようか探って行くものではないでしょうか。
だから世間の目が気になって、、、なんてちゃんちゃらどうだっていい話。
戦争や紛争という名の殺人が今もどこかで行われていますが
人の未来の選択を劇的に奪うこの行為は本当に本当にやってはいけないこと。
それも自分の利益のために。。 ありえません。
同じ国で生まれ、同じ肌の色をしていたとしても一人一人は違います。
一人一人にそれぞれの場面で選んでいい未来があるのではないでしょうか。
トイレ問題に話を戻せば、女か男でしか選べない世界は私には狭すぎて不便。
私は男でも女でもない自分を生きていきたいのに、その選択を余儀なく選べないことが本当に多いなぁ。とつくづく思うのです。
たぶん次回はラスト。。。