OTOP in タイ
前回タイ王室が行っているロイヤルプロジェクトについて書きましたが
実はもう一つ注目したい「OTOP」というタイ独自の政策があります。
OTOP とは「One Tambon One Priduct」のこと。
いわいる「一村一品運動」でタイ国内の収入格差の問題の解決策とし
光栄にも大分県の制度をモデルにしているそう。
一定の品質が政府によって保障されるため、購入する側も安心できます。
このOTOP製品はタイ国内、本っ当にいたるところで買えます。
各地の名産品、お菓子、衣料品、化粧品など多種多様。
日本のベルマーク以上に浸透してますよ笑
(そう言えば最近はベルマーク活動ってしてるんでしょうか。。)
だって、バンコクでぷらっと立ち寄ったスーパーで買ったセサミバーというのかな?
ゴマを米飴みたいなので固めてスティック状にしたお菓子を買ったらOTOPマークが付いていました。
美味しかったです!
こういうナッツ系のお菓子たまらなく好きなんですよね笑
ブログ用に OTOPの写真を撮り忘れたのでシマッタ〜と思ったのもつかの間。
空港にもたくさんありました。
そして、タイ航空の免税品にも!
スカーフとネクタイの柄が素敵〜!
これはOTOPとは話が外れますが、帰国便のタイ航空でサーブされたこのスナック。
美味しかったし、見えますか? ”No MSG” 化学調味料入っていません。
日本の航空会社にも見習ってほしい!
このスナックは他にオーガニックライスを使ったものもあるんです。
それにしてもOTOP含め、タイのこの貧困を救うプロジェクトはサステナブルな活動で本当に注目です。
ロイヤルプロジェクト② 〜タイ
タイ北部には山岳少数民族が住んでいます。
彼らはケシ栽培を収入源とし麻薬に身を寄せる悪環境にありました。
現在はないことを願いますが。。
その改善のため、ケシ栽培からコーヒーの栽培に変換し生活環境の改善に努めるプロジェクトもあります。
タイ北部で生産されてるので、チェンマイに行けばこういったコーヒーを飲める店がゴロゴロしています。
今回泊まったバンコクのホテルの目の前になかなかオシャレなカフェ「ARTiS」があり
朝ぷらっとコーヒーを飲みに行ったら、ありました!
Nothern Hill Tribe Coffee!! イェーイ。
爽やかな味でおいしかったです。
このカフェはWifiもあり、ナイス!
このコーヒーの例がわかりやすいと思うのですが
このような国民をサポートするプロジェクトが今やタイの若い世代に
"カッコイイ" "coolなこと” とし受け入れられているように感じます。
今タイ、特にバンコクはとても豊かになってきています。
地方との格差もかなりあるように思いますが、タイが特殊だと思うのは
(タイが途上国かどうかは別として)途上国は大抵、欧米の先進国のサポートでこう言ったプロジェクトが進んでいきますが
タイに限っては王室を中心に国内で賄われていること。
前回のブログでROYAL PROJECT SHOPなど専門店について書きましたが
ローカルの行くスーパーや、もっと言うとコンビニでも買えるので意識しなくとも国民がすんなり参加できるんです。
これって決定的に日本にはない感覚で、本当に素晴らしいと思うんです。
スゴイぞ、タイ!
ロイヤルプロジェクト 〜タイ
先日プミポン国王が亡くなられ至るところで祭壇が設けられるタイ。
そんな国王やタイ王室の方々が自らの資金で国民の生活向上、収入格差を埋めるため本当に様々な活動を行っています。
そう聞いただけでもスゴイ話ですが 、形だけではなく実際にタイ国民の生活に身近で
そして深く関わっていることが本当に素晴らしいと思います。
そりゃあ、国民に愛されますよね。。
世に言う、フェアトレードと共通点もありとても興味を持っています。
その一つが「ROYAL FAMILY PROJECT」ロイヤルプロジェクト。
例えばタイの玄関口スワンナプーム空港から市内に移動するための電車
エアポート・レール・リンクをよく利用しますが
この空港の駅にはROYAL PROJECT SHOPがありました。
王室がサポートするタイの農業、その生産物がたくさん並べられていました。
タイらしいドライフルーツやコスメ、中にはオーガニック認証のお茶も。
チェンマイにもチェンマイ大学の敷地内に大きなショップがあり見ているだけでも楽しかった!
全てオーガニックではないですが、一般の慣行農業に比べ低農薬で栽培されるようです。
その方が生産者の健康面も負担が減りますしね。
また王室の中でもタイ国民に人気の高いシリントーン王女が運営しているプロジェクトPhu Faプーファーというショップもあります。
けっこう可愛い工芸品や雑貨、コスメ等販売されこちらもタイ中にショップがあります。
バンコクでは巨大ショッピングセンターのサイアムパラゴン、
旅行者もよく行くウィークエンドマーケットに常設店があります。
次回は少数民族にスポットを当てた活動のお話し!
Lemon Farm レモンファーム in バンコク
バンコクでチェーン展開しているオーガニック、ナチュラルショップ「Lemon Farm」
私はいつもBTS Chit Lomチットロム駅が最寄りのランスアン通りにある店舗に行きます。
バンコクの中心街にあるので観光中でも足を運びやすいしね。
マクロビ、オーガニックのレストラン「be Organic」が併設されていて、すごく優しい味のタイ料理も食べられます。
辛〜いタイ料理に疲れた時にもオススメですし、オーガニック食材を使ってる割にリーズナブル!
レッドカレーのセット。実はこの他にお味噌汁がついてきます笑
やっぱりマクロビだから??
意外にも?ローカルの方も多く来店して、買い物やらお食事されています。
全てがオーガニックではありませんが、豊富な野菜、フルーツが並んでいてここに来るとバンコクでも暮らせる!といつも思ってしまう 笑
東南アジアらしい珍しいこんな物も。
バナナの花。サラダなどで食します。
そしてこのお店の特徴かな、と思うのはお魚が買えること。
結構この手のお店ではお魚ってあまり売ってませんよね。
オーガニックのグリーンカレー、レッドカレー、トムヤムペーストなども売っています。
それと、これはタイに限ったことではないですが何故か生産国である東南アジアでは
オーガニックのココナッツミルクが種類も量もあまりありません。。
ココナッツオイルは昨今のココナッツオイルブームでたっっくさんあるのに。
自国では需要がないと見て輸出しちゃってるのかしら? なんでだろ。
オーガニックファーム in カオヤイ②
前回より続きます、元気に育つお野菜、フルーツさん達!
パパイヤ!
大根!
レタス!
大根は冬野菜、レタスは涼しいところで育つ野菜だけれど、いくら高原とは言えここは南国タイ。
こんなに立派に育っていいんだろうか?笑
桑の実 Mulberry
最近スーパーフードとして注目されてます。
初めて生を食べましたがブラックベリーみたいな甘さ。とても美味しかったです。
農場内には加工工場もあり、HERBAL ROOMという
いかにもビューティーな名前のお部屋ではボディマッサージ用の生のハーバルボールを作っていました。
すっっっごくいい香りで、欲しい?と言われたので、買う!と即答笑
他にもCOSMETIC ROOM、JAM ROOM、TEA ROOMなど採れたてのハーブ、フルーツをその場で加工しているんですね。
この農場では卵用に鶏舎もあり、鶏さん達がもちろん放し飼いでいらっしゃいました。
このお花、とってもいい香りで最高!
ちなみに大きな実は食べられないそうです。
こちらは変わって、バンコクのサステナさんの店内。
この野菜、フルーツ達があのカオヤイ農場からやって来ました。
私は農業の専門家ではありませんし
他と比べてどうなのか?なんて正直、全っ然わかりませんが
こうやって作っているところを訪ねるとお店で並ぶお野菜達は「ただの野菜」ではなくなります。
土からニョッキっと生えている植物をもいで店頭に並ぶわけです。
土からどんな風に生えて、いつも食べている部分は植物のどんな部分なのか、とか。
なんかそういうことがすっごく大事だと思うんです。
オーガニックファーム in カオヤイ①
今回は前から行ってみたかったハーモニーライフさんのオーガニックファーム
「Harmony Life Organic Farm」に訪問させて頂きました!
わかる方はわかると思いますが、認証得ているオーガニック基準、、、厳格です。。!
ハーモニーライフさんは日本人の方が経営されていて
バンコクにSUSTANAサステナというオーガニックショップとレストランがあります。
知る人ぞ知る、とっても美味しいモロヘイヤ麺が最高です!
バンコクから約150km、高原に位置し近くには国立公園もある自然豊かな土地、カオヤイに農場があります。
カオヤイはワインも有名。
私はカオヤイに一泊したのですが、ホテルのお客様はほぼタイ人でした。
日本で言えば軽井沢のようなタイ人の避暑地。
肝心のオーガニックファームは四方山に囲まれ、吹き抜ける風が本当に心地よくて気持ちの良い場所でした。
農場を案内してくれたJaneさんはじめ
スタッフの皆さんが満面の笑顔でとっても親切にしてくださって、すっごく嬉しかったです。
この水が地下を通り野菜達に水を与えます。
引っこ抜いていいよ!と言われて収穫!
このニンジン本当に味が甘くてフルーティだった。
後で料理に使ったらあまりの味の濃さにニンジンだけ料理に調和できていなかった笑
アボカドじゃないよ、パッションフルーツ。
でもアボカドもあった!
かなり大きいけれど、レモンです笑
この子がモロヘイヤ〜!
まだまだ小さいけれど、人の身長を超えるくらい成長するそう。
あぁ、これがあのモロヘイヤ麺になるのね、、、! ジュルっ
次回に続きます!
Bio c'Bonオープン!
タイのレポート中ですが
この12月9日にフランスのビオスーパー "Bio c'Bon ビオセボン" が東京、麻布十番にオープン!
オープニングレセプションに呼んで欲しいくらいパリに行ったら御用達なのですが
さっそく行ってみました。
こんなパリでは見慣れたパッケージ。
まさか日本にこんな日が来るなんて思ってもみなかったのです。
このクッキー、ヴィーガン仕様でスーパー美味しいんだよねぇ!大好き!
フランスからの加工品は思ってたより価格は安め。
このセルフコーナーも日本だったら清潔に保たれるんだろうなぁ 笑
こないだバンコクで買ってきたオーガニックグリーンカレーペースト。
日本で売ってるんかい!とツッコミながら見させて頂きました。
パートナーがイオンなので、お魚とか一部イオンの「トップバリュー」の「グリーンアイ」という基準の安全性に優れたお魚が並んでしました。
写真撮らなかったけど、日本で初めてASC認証のエビさんも見ました。
ASC認証というのは簡単に言うと
自然環境への負荷が最小限に抑られた養殖で、人道的に問題ない労働環境が用意されている。
消費者も食べて心が痛まないスマートな認証です。
お肉も一部冷凍でオーガニックもありましたが、ノンオーガニックでも
・無投薬飼育
・NonGMO飼料(非遺伝子組み換え)
・トウモロコシはポストハーべスト(収穫後)無農薬 …等
最低限食べ物としてOK基準でした。 価格もまぁまぁ妥当。
でもフランスのビオセボン行ったら、お肉だってBIOだし、、と思うと考えてしまいます。
でもまぁ、日本はきっとこれからです。
ところで、お野菜、果物はかなり高かった。。。 これは残念!
日本でこんな明るくて洒落たオーガニックスーパーは今までなかったし
初めて見るような商品が結構あるので、見ていてきっと面白いだろうけれど
このBIO文化、まずは東京から根付いて欲しいと思うよ、心から。