ウイグルがウイグルらしくあり続けることを望みます
ウイグル自治区は中国の一部ですが、その関係で色々ニュースになりますね…
ある程度警戒はしていましたが街中は危険なことなどなく普段通り過ごせました。
ただ、やはり悲しい爪痕を感じずにはいられません。
まず、これだけのイスラム文化なのにアザーンが一切聞こえない。
モスクは見かけるのに…
だが潰されてたモスクもあると聞く。
ショッピングモールやスーパーマーケット、ホテル、ちょっと大きな個人経営の商店のようなところまで入り口にセキュリティゲートがあり、さらにボディチェックされる。荷物もX線検査がある始末。
ウルムチの地下鉄ではペットボトルの水でさえなんかよくわからない機械でチェックされる。
カシュガルは旧市街へ入る際も必ずセキュリティチェック。
小学校はウイグル系の生徒が多いが聞こえる放送は中国語(多分北京語)
道路にはオービス、街中には監視カメラが至る所に設置され、執拗に中国の国旗が飾られる。
うわっ〜と思ったのはカシュガル空港から市内へ行くミニバス。
オービスが感知する距離になるとあからさまにスピードを落として人の子走りの速度。
捕まると、色々大変なんだろうな…
と想像容易い。
カシュガルの街の中心になっているエイティーガールモスク(艾提尕尔清真寺/Id Kah Mosque)。
門の看板外されてる…?
修理とかじゃないよね?
悲しくて入ることはもちろん、写真さえ撮れなかった。
カシュガル旧市街は元気に遊ぶ人懐こいウイグル系の子供達で溢れていた。
あの子達の未来がどうか豊かになりますように。
アニマルバザール 〜カシュガル
カシュガルでは家畜売買のバザール(市場)が日曜に開催されます。
こんなバザールなかなかお目にかかれない!
私は環境を著しく汚染する食肉産業に疑問があって、一旦ビーガンになりましたが体調悪化して辞めました。
でもその時に命を頂くことの事の重大さは植物であっても動物であっても全く変わらないんだなぁと思った。
旅先でオーガニックファームに行くのと同じノリで行ってみました。
牛さん
ウイグル料理には欠かせない
羊さん
羊って生きてる状態でもラム肉の匂いするのね笑
ヤギさん
ロバさん
顔が可愛い!
お馬さん
馬ってこんなに美しい動物だと思わなかった。
リアルドナドナ。羊だけど
広大な土地にたっっくさんの家畜がいて圧巻。
あまり欧米系の旅行者に会わなかったのに、ここに来たらたっくさんいらっしゃった。
こういう現場お好きな欧米の方多いよね。
このバザールの入り口前には食堂があって、皮を剥かれた羊がだらんと吊るされていたり。
本来いるべき環境でないところにいる檻の中の動物に違和感あって動物園好きではない。
普段接するといえば近所のたま〜に触らせてくれる猫くらい。
「食べること」を目的として動物に接するのはすっごく新鮮だった。
生きるとは食べること。
食べるとは自分以外の命をありがたく、頂くこと。
そうそう、そうだったそうだった。
忘れるわけにはいかない、私の命を繋いでくれるもの。
と思ったカシュガルのアニマルバザールでした。
カシュガル 〜ウイグル自治区
ウルムチはとても都会だったので、ぶっちゃけあまり観光で見るべきものはなかったです。
大っきなバザールくらいかな。
その後移動したカシュガルは中国最西端の街でシルクロードのオアシス都市。
控えめに言って… 最高でした!
旧市街がめちゃくちゃ美しく
こんな砂漠みたいな土地に、こんな美しい街並があることが信じられない。
ピンクがかった胡桃色の街並。
どこを写真に収めてもいい感じ。
インスタ映えしまくりですが、日本人にはほとんど知られていないですよね。
ほぼ地元中国の方々とパラパラ欧米の観光客でした。
日本でも見かけるお花が多いけど、この旧市街ではやたらと美しく見える。
ウルムチと違ったのは街中にスパイスの香りが漂うこと。
ナンの焼ける匂い、スパイスの香りが漂ってくるものすごく懐かしい気分になる。
ヨーロッパなのかアジアなのか…自分がどこにいるのか、もうわからなくなってしまう。
まさにその2つを繋いだシルクロードを感じる街。
旧市街の主要な道はたくさん土産物や食べ物飲み物の露店が出ていて、かなり賑わっていますが
一歩脇道にそれるともう現実とは思えないほど、可愛らしくて美しい街並み。
散歩してると時を忘れます。
ただし、迷う!笑
迷うのも楽しい。
すすんで迷いたい道。
でも、適当に歩いてるとなんとかなっちゃう。
そんなトコロでした。
ウイグル自治区へ行ってきました
9月下旬1週間ほど中国のウイグル自治区、ウルムチとカシュガルに行っていました。
マイルが毎月少しずつ失効してしまう…という悲しい状況打破のため 笑
シルクロードの出発点と知って数年前から行ってみたいなぁと思っていたウイグルへ!
かなり距離あるけど一応中国なので中国国内は必要マイルが同じなのです〜
ラッキー!
この時期のウイグルは朝晩は15〜17度くらいと肌寒いけど、日中は30度近くにもなり湿度も低いので旅するのにはちょうど良かった。
冬は常にマイナスの極寒なので行きたくない。
そんな寒い中どうやって生きてるんだろ、といつも寒い地域のことは思ってしまう。
ウイグルは中国の中のイスラム地域。私たちが想像する中国とは全く別世界。
むしろ中央アジアの文化圏です。
ウイグル自治区の最大都市ウルムチは漢民族(私たちが一般的に思う中国人)が多く
街並みもあまりイスラム世界を感じませんが
街中の看板や地下鉄のウイグル語表示、上の写真のような建物があって、ウイグルフレーバーを感じます。
ていうかすっごく綺麗な地下鉄だし、ビルたっくさん建ってるし、めっちゃ都会でオドロキ!
マック、スタバがないのがよかった。
お茶するところも少ないけど…
ウイグル料理はすっごく美味しいし、果物が激安でとっっても美味しかったのは本当に嬉しかった。
次回続きます
JAVARA 〜ジャカルタ Jakarta,Indonesia
最近よく行くジャカルタ。
今回初めてジャカルタのオシャレ地区と呼ばれるクマン地区へ。
インドネシア産のオーガニックやダイレクトトレード製品のみを扱っているJAVARAに行きました。
JAVARAで扱う製品を使った洒落たカフェも併設。
見た目もよい!
でも味付けがかなりしょっぱいのは、たまたま?
販売している塩アピール?笑
丁寧に作られているのでちょっと残念。
次回は薄味リクエストしたい!
インドネシアのいいレストランはサンバルが美味しい。
辛くて舐めるくらいしかできないですが笑
辛いだけでない、ハーブの香りがなんともいい感じのハーモニー。
製品はお土産としても良い商品が揃ってます。
カフェで頂いたお野菜を練りこんだヌードル、ハチミツ類
ココナッツオイル、様々なハーブのお塩
そしてインドネシアと言えば!のコーヒー。
この商品はインドネシア各地域のコーヒーを味わえてパッケージもオシャレだし1500円くらい。
コーヒー好きな方へお土産に喜ばれそう!
私はこの中の1つ、フローレス島のTIBA TEINGをお店で頂きました。
とぉっっっても美味しかった!
程よい酸味、フルーティな香りが忘れられない…
酸味のあるコーヒー苦手で、インドネシアならマンデリン一辺倒だったので嬉しい発見!
インドネシアはバリ島以外であまりオーガニックを見かけない。
ジャカルタでは、ほぼここ一択かなぁ。
Organic Food Market @イスタンブル
イスタンブルはホントゆっくり過ごしました。
ていうか何もせず。
観光ってけっこう疲れるしね。
宿の下のチャイハネでチャーイを頂く毎日。
最高デスネ!
いくつかオーガニックショップに行ってみたのですが
あまり生鮮食品がなく、品揃えも微妙…
慣行栽培(ノンオーガニック)の野菜、果物はとても美味しいのに残念〜!
と思っていたら、土曜に”Organic Food Market”がやってると風の噂が…
宿から一駅と近いので朝8時から行ってみるとすでに多くの人が!
かなり広い公設市場。
普段はどう使ってるかわからないけど、なかなかの規模。
季節柄トマトがすっごく美味しそう!
実は私キュウリがあまり好きではない。
でもトルコのキュウリは香りと瑞々しさのバランスがちょうど好みで、珍しく積極的に頂きました。
その場でマダム達が焼き上げてくれるクレープ?屋さん。
チャーイとともに頂きましたけど、ライブ感があってよかった。、
やっぱりこういう”マルシェ”形式の販売スタイルは非常に付加価値が高く良いですね。
売る人も買う人もイキイキしてるし、味見させてくれるし。
お野菜、果物もツヤツヤしてて本当に美味しそうに見える。
スーパーでビニールに包まれてるのとは雲泥の差。
食料買い込んで、さらに引きこもることに笑
↓Organic Food Marketのマップ
テルマル温泉@ヤロヴァ トルコ🇹🇷
イランからイスタンブルへ直行予定だったけど
心身ともにあんまり疲れてたので
残りの旅を楽しむためにも旅程変更。
イスタンブルからフェリーで約90分。
ヤロヴァのテルマル温泉へ。
まずは身体を癒さなくては!
源泉を持ってる国営の温泉がテルマル温泉。
その周囲には源泉から湯を引くホテル街があります。
こんじんまりとはしてますがリゾートの雰囲気で開放的。
傷心旅後の私には、めちゃ嬉しかった!
ホントに小さな温泉街だけれど
季節柄、花も美しく咲いていて居心地バツグン!
食事もフレッシュな野菜、ハーブが多くとっても嬉しかった!
そして温泉は大理石作りで結構清潔。
42℃と熱い!
水着必須だけど肩までしっかり浸かれて満足。
この半円形の台が温泉の熱でと思うけど
けっこう熱く、寝そべって岩盤浴のように使っちゃった。
多分トルコ風呂のようにここで寝そべってダベぇ〜とするとこだよね?
熱すぎてまったりはできないけど。
ものすごい汗の量。
帰り道、ホテルまで6分くらいなのに
入り過ぎたようで急な登り坂が歩けず2回ベンチで休憩笑
そしてホテルのベッドで昼寝という最強パターンでした。
ご満悦。